2024年05月07日

ホテルのボーダレス化

今週のゲストは、ホテル評論家 / 旅行作家の瀧澤信秋さんです。

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瀧澤さんのホテルの調査方法は大きく2つ。
1つは、ホテル側に何も連絡せずに向かう覆面取材、もう一つはアポをとっていく取材です。
ただ10年の活動の中で、名前が有名になってしまったため、覆面取材は名前でばれてしまうようになったそう。
というのも、ホテルの宿泊にあたっては、偽名で泊まることができないということで、先日も宿泊にあたって予約した際、フロントの宿泊カードに『要注意』と書いてあるのが見てしまったと話していました。

10年以上にわたり、ホテルを調査してきた瀧澤さん曰く
最近のホテル業界で続く傾向は『ボーダレス化』。

以前までビジネスホテルというと、チープで安くて簡素という印象がありましたが、現在では高級シティホテルのような内装が増えました。
また、高級ホテルであっても、ビジネスホテルのようなプランがあったり、
ラブホテルと一般ホテル、一般ホテルと旅館のボーダーが無くなってきているそう。

また小黒からホテルについて気になることが。
小黒
「このホテルの“トイレ”はちゃんとしてる!ってところはありますか?」

瀧澤
「トイレに関しては、ホテルの格がトイレの温水便座洗浄機で出るなと
思っています。やはりいいところは高級なものを使っている
安いビジネスホテルはがっかりするようなところがある
ということですね。」

小黒
「大型のシティホテルで、一般の人が入れそうなフロントのある階のトイレで、ここはすごい立派だなとかいうのはどこですか?」

瀧澤
「そうですねやっぱり外資系で、先日行った竹島にあるメズム東京は良かったですね。コンセプトがしっかりしていると、トイレまでもしっかり作るんだなと!あと、トイレットペーパーの質も相当出ますね!」

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2024年05月06日

ホテルサービスは比べて初めてわかる

今週のゲストは、ホテル評論家 / 旅行作家の瀧澤信秋さんです。

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瀧澤さんは、1971年生まれ。2003年にホテルレポートのブログを。
そして2007年より、コストパフォーマンスに焦点を当てた
「コスパホテル・ライフレポート」を開設され、ホテル評論家として、
国内ホテルを対象に、利用者目線を重視した取材調査、評論、批評のほか、各メディアで活躍されていらっしゃいます。

2014年9月以来の出演になります。日々ホテルに宿泊されている、瀧澤さん。昨年は、311泊、4月は30泊されています。

瀧澤さんが評論するのは、高級ホテル、ビジネスホテル、カプセルホテルからラブホテルまで、日本の各種ホテルたち。

瀧澤さん曰く、高級ホテルや旅館のコレ!というサービスの発祥がラブホテルだったりするそう。

「ホテルサービスは比べて初めてわかる表現できると思っています」

昨年、ホテル評論家になって10周年を迎えた瀧澤さん。
『コロナ禍も開け、何か業界に役立ちたい』と考え、それまで行ってこなかったホテル企業とのコラボの仕事などを開始しました。
その一つが、ベッセルイン高田馬場駅前の3階にあるスイートルーム
監修です。『ホテルサウナブーム』の昨今、この部屋にももちろん
スチームサウナ、水風呂がついています!

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2024年05月02日

プラントミルクコーヒー・カフェ『mute』

今週のゲストは、日本茶バリスタの倉橋佳彦さんです。

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倉橋さんは、日本茶とプラントミルクティー専門店[And Tei]に続き
昨年7月には、プラントミルクコーヒー・カフェ『mute』をオープン。

ここでは、浅煎りコーヒーを中心とした、フルーティー・フローラルなコーヒーとオーツミルクを掛け合わせた『香るミルクコーヒー専門店』となっています。

店名は英語のmuteからきており『何もない時間を過ごしてほしい。
一度、仕事や人間関係を遮断して、無音の時間を取る。そうすることで世界を広げてほしい』という意味で名付けたそう。

日々お茶を研究する倉橋さんは、
お茶の淹れ方ワークショップや、パティシエとのコラボイベントなども
定期的に開催しています。

既に二店舗お店を出している倉橋さんに今後の構想について伺いました。

『3軒目はもうお菓子屋さんをやりたいっていうのがあって、
お茶時間だったりとかコーヒー時間をお菓子から作っていきたいと
思っています。』

OA楽曲 Tea for two / Django Reinhardt

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2024年05月01日

日本茶とプラントミルクティー専門店[And Tei]

今週のゲストは、日本茶バリスタの倉橋佳彦さんです。

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倉橋さん、2022年に日本茶とプラントミルクティー専門店[And Tei]を錦糸町にオープンされました。

玄米茶・ほうじ茶・紅茶・ウーロン茶など、香りの良いお茶を集めており、
また植物性のミルクやソイミルク、オーツミルクを揃えており、
それぞれを掛け合わせて選んで飲むことができます。

 「最初の入口としてのおすすめもありますが、全部が合うように
  選んでいるので、どの組み合わせでも楽しめるように作ってます」

浅草でバリスタをしていた時には、お菓子の製作も手掛けていた倉橋さん。
和菓子よりも洋菓子が好きということで、
お店では日本茶に合う植物性の素材で作られた、スコーン・パウンドケーキ・ヴィクトリアケーキなどの洋菓子を提供しています。

倉橋さんのお店『And Tei』は
平日12時から17時半/土日10時から17時半でオープンしています。

詳しい営業時間等は、お店のInstagramアカウントをご覧下さい。
https://www.instagram.com/_and_tei/

OA楽曲 Tea for two / Blossom Dearie

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2024年04月30日

淹れ方に注目、大事なのは茶葉

今週のゲストは、日本茶バリスタの倉橋佳彦さんです。

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コーヒーが好きすぎるあまり、飲めなくなってしまったことをきっかけに、日本茶の世界へ入った倉橋さん。
お茶といえば、裏千家や茶道などもありますが、倉橋さんはお茶をどのように学んだのか、お伺いしました。

倉橋さん自身は、日本茶の世界に入ったころは、ほうじ茶・麦茶の違いもよくわかっていなかったそう。
ですが、かつてバリスタをやっていた知見もあり、まずは『淹れ方』に着目しました。

「美味しくお茶を入れるためにはどうしたら良いのだろう、というところから始めて。それを追求した時に、結局選んだ茶葉が美味しければ、どう淹れても美味しいということに気が付きました。」

茶葉の質が重要だという事に気が付いた倉橋さん。
飲食店で仕事をしながら『そもそもお茶とはどうやって作っているのか?』という点から手探りで、学びを深めていったそう。
『空いている時間は全てお茶に投じた』と話していました。

OA楽曲 Tea for two / Bud Powell

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2024年04月29日

唯一の肩書き、日本茶バリスタ

今週のゲストは、日本茶バリスタの倉橋佳彦さんです。

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倉橋さんは1988年生まれ、秋田県出身。
2017年頃から「日本茶バリスタ」として活動をはじめられ、
さまざまな形で、日本茶の魅力を発信。2022年には、
日本茶とプラントミルクティー専門店[And Tei]を。 
昨年7月にはプラントミルクコーヒー・カフェ『mute』を開業されました。

倉橋さんの肩書『日本茶バリスタ』は、オリジナルのもので、
以前は、コーヒーの世界で仕事をしていました。

コーヒーの世界で経験を積んでいた倉橋さんが、日本茶の世界へ方向転換されたきっかけは、コーヒーが好きすぎて、飲みすぎてしまったから。
一日中コーヒーを飲んでいたために、一時的にカフェインを身体が受け付けなくなってしまいました。そこで代わりに飲んでいたのが日本茶。

日本茶は基本ペットボトルで飲んでいたそうで
『ペットボトルと急須で淹れたお茶は、何が違うのだろう』という
素朴な疑問を抱き、日本茶専門店へ足を運んだことが、
『日本茶バリスタ』になるきっかけとなりました。

OA楽曲 Tea for two / Anita O'day

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2024年04月24日

NVC親と子どもが心でつながるコミニケーション@オンラインWS

今週のゲストは、丹羽順子、通称kokoさんです。

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Kokoさんの最新著書『NVC 非暴力コミュニケーションワークブック: 親と子どもが心でつながる「キリン語」の子育て』(小学館)の出版記念オンラインイベントが開催されます。

4/25(木)10:00-
NVC親と子どもが心でつながるコミニケーション@オンラインWS

こちらのイベントの運営はkokoさんの生徒さんによって行われているそう。

「ちょっとかっこつけた言い方ですけど、NVCって愛の革命だと思っていて、自分が愛の存在になるし、子育てにもどんな人間関係にも愛が広がっていくっていう感じがしていて。生徒さんたちもそれで火がついていろんなところで、オーガナイズしてくれてるんですけども、その一つがこの25日(木)のオンラインイベントですね。」

NVCの実践者について、具体的な数はわからないそうですが、アメリカではMicrosoftで取り入れられていたり、日本では学校現場やパートナーシップの中で使われるようになっており、多方面に広がりを見せています。

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2024年04月23日

キリン語とジャッカル語

今週のゲストは、丹羽順子、通称kokoさんです。

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Kokoさんが出された最新著書『NVC 非暴力コミュニケーションワークブック: 親と子どもが心でつながる「キリン語」の子育て』(小学館)

表題にもつけられている「キリン語」とは、NVC「Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション」のニックネームのようなもの。キリンのように広い大きな心で俯瞰して決めつけず、評価せず、思い込みをせず、多様性を重んじる繋がりを重んじるような言葉ということで、つけられています。

また、キリン語に対するものが『ジャッカル語』
ジャッカルとは、オオカミのような獰猛な動物。そのため何かあると噛み付く『あなたは間違っている・それは違う!』とすぐに否定するような言葉をジャッカル語と呼んでいます。

Kokoさん曰く「私たちは普段ほとんどジャッカル語を話している」
そのため、ジャッカル語をやめて、キリン語を話していこうよ!というものが、NVCのインビテーションになっています。

本の中では、NVCとはいったい何か。その文法を解説しながら、NVCに対する理解を進めていくレッスンや、自分に対するキリン語とは?
子どもに対するNVCとは一体どのようなものなのか解説するフェーズもあります。

また子育ての本ということで、子育てのあるある『ワンオペ育児』などリアルな子育ての現場に、どうやってNVCで寄り添っていけばよいか、ということも収録されています。

「本というよりも、ワークブックの実用書なんですよね。ワークが20個ぐらいついているので、皆さん自分ごとに落とし込みながらキリン語を話していく実践書になってます。」

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2024年04月22日

非暴力コミュニケーション、NVC

今週のゲストは、丹羽順子、通称kokoさんです。

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Kokoさんは1973年神奈川県生まれ。慶應義塾大学院、
イギリス・ミドルセックス大学院修了後、NHK報道記者を経て、
環境社会問題に従事。2010年から2年間はJ-wave LOHAS SUNDAYの
ナビゲーターを担当、またソトコトでも連載をされていました。
現在はコスタリカ共和国に在住し、瞑想や呼吸法を教えたり、
自分と繋がるインナーワークを実践して伝えていらっしゃいます。

Kokoさん4/5に『NVC 非暴力コミュニケーションワークブック: 親と子どもが心でつながる「キリン語」の子育て』(小学館)を出版されました。

NVCとは「Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション」。
アメリカの心理学者マーシャル・ローゼンバーグによって作られたコミュニケーションメソッドです。

「コミュニケーションって親から習ったりとか学校で習ったりってほとんどないじゃないですか。でも人生においてコミュニケーションってものすごく重要なものですよね。それをもう一度学びなおそうと。」

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2024年04月18日

ラジオの未来

今週のゲストは、情報科学芸術大学院大学教授 金山智子さんです。

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来年はラジオ放送が開始されて100周年の節目の年です。
歴史を振り返って、ラジオという存在の変わらない部分について、金山先生に伺いました。

「そうですね、小黒さんに言うのも恥ずかしいような気がするんですけど、変わらないところは『親密性』というところだと私は思っております。」

金山さんが先日出版された書籍『ケアするラジオ: 寄り添うメディア・コミュニケーション』のタイトルにもなっている”寄り添う”ということこそ、ラジオがほかのメディアとは一線を画してきたものだということでした。

最後に、生成AIやロボットなど、どんどんと変化する社会の中で、ラジオの未来図はどのようになっていくのか、金山先生に伺いました。

「ラジオの中で最も増えたものが”トーク番組”でした。生成AIが話してくれて、人が納得するならもちろん良いのですが、『相手に投げかかけることができるかどうか』が、結構重要なポイントだと思うんです。そしてこれはまだ生成AIには難しいのかなと。なんだかその場その場でケアしていくようなやり取り、コミュニケーションは人対人のラジオだからできるのかなと思いますね。」

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